東京都動物愛護相談センター
私は、猫を探してここに電話をかけ続けていた5年位の期間がある。
結果、猫は見つからなかった。
いろんなことがあり、私は半ノラで面倒を見ていたハチワレの成ネコを探すことになった。
見た目はブサカワだけど、とにかく態度が可愛いかったし近所からも愛されていた猫。
当時の利用方法
- 電話をかけて猫の特徴や住所などを登録してもらう。
- 登録No.が伝えられるので次回からはそれを伝える。
- 2週間に1度は電話しないと、目当ての猫が収容されていても処分されるから忘れないように注意する。
スマホなんて無くて、ガラケーの時代に根気よく電話をかけ続けた。
2回ほど「もしかして?」ということがあった。
1回目
近くもないけど遠くもないという美容室でよく似た猫を保護しているという情報。
平日の夕方、菓子折りとキャリーバッグを持って電車で出かけた。
確かにとてもよく似ていたけれど、違う猫だった。
2回目
よく似た猫の遺体が収容されたという情報。
収容されているというリサイクルセンターに自転車にキャリーバック積んで向かった。
リサイクルセンターの受付から少し離れた場所に棚板付きのよくある物置があった。
鍵の付いた扉を開けたら、タグ付きの黒いゴミ袋が並んでいた。
こんなイメージ。
美術5段階2評価のイメージ図
結んでいた口を開けてくれた。
パッと見た瞬間に違うなとわかってホッとした。
一般ごみといっしょにされていなかったことも嬉しかった。
5年ほど電話をかけ続けながら、 ずーっと家周辺の捜索は続けていた。
動かなくなっていても仕方ないけれど、この世にいるのかいないのかだけでも確かめたいなと思ったから。
それを確認するまではあきらめることがどうしてもできなかった。
色んな家で大人から子供に可愛がられていたため、習字の塾や近所にもしょっちゅう聞いてみた。
この時は気軽に子供に話しかけることが出来たし、今より近所付き合いがまだあったような頃。
とある人は、「なつっこくてとても可愛かったからどこかで大事にされているのでは?」と言っていた。
うちの多頭飼育なんかより、他の家で優雅に1匹で暮らしている方が確かにいいのかもしれない。
そう思いながらも、その場所から引っ越すまでずーっと探し続けて電話もし続けた。
ある日、電話をかけると愛護センターのおじさんがこう言った。
「〇〇さん、おそらくもう見つかりません。ここまで電話してくる人もいないのです。迷惑ではないのですよ。万が一見つかったら、個人的に私がちゃんと連絡をしますよ。」と言ってくれた。
もう少し何かしらの話をした後、私も自分からそこに電話をすることはなくなった。
今はスマホが普及しているから、気軽にHP見て特徴が似た犬猫が収容されているのかどうかを確認してから電話ができるようになっている。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
2日続けて、いつもとは違う雰囲気のブログになったけど、こういうことって忘れたくない。
私がときどき書いてきた真面目な記事。
こういう記事こそ、はてブ砲とか着弾すればいいのにねー(笑)
自分にとって特に大事な記事なので、自作自演でパープルのはてなスターを付けた。
これはスマニュー砲が大爆発した記事で、調べたら検索からわりと読まれている様子。
「猫 扁平上皮癌 臭い 膿 安楽死 自壊」なんてキーワードで検索とクリック数が多い。それだけ悩んでいる人が多いのかもしれない。
恥ずかしいけど記録として出そうと心に決めた記事。