朝と晩、一本ずつのちゅーる。
この日の夜は「とりささみ&日本海産かに」
ちゅーるを食べている間に飼い主はプルを観察。
どこか痛そうに食べていないか?
舌の血色は異状ないか?
目やには出すぎていないか?
鼻水は?
過保護なほどにジロジロ見てしまう。
数年前まで、保護老猫さんであふれていた我が家も今はプルのみ。
そんなプルも保護ネコ。
マンションの1階の住人がわけありで引っ越す際に置き去りにしてしまった。
その時プルは妊娠していて子供を3匹産んだ。
産んだ子を連れて何故か我が家の前のエアコンの室外機の陰で子育てが始まった。
「このままでは管理人さんに見つかって保健所送りになってしまう。」
ひとまずプル一家を家の空き部屋に入れ、子猫だけは貰い手をすべて探した。
成猫はなかなか貰い手を見つけることが難しい。
なので最初からプルは自分が面倒を見ると決めたから残した。
でも今は不自由なく過ごしてくれているみたいで嬉しい。
数年前までは年末と言ってもとてもバタバタしていた。
動物病院がお休みに入る前に闘病猫の診察やクスリやフードの手配、お休みの確認、老猫さんのフードの在庫確認、家では年中無休のお世話。
この2年くらいは大人二人とプルだけ。
とても静か。
私には以前から漠然と考えていることがひとつある。
(実現するかどうかは別として)
プルに最後の時が来たら、譲渡活動をしている場所から成猫を1匹譲ってもらおうという計画。
さきほど書いたように、成猫は貰い手を見つけることがむずかしい。
以前、猫を見に行った保護施設の成猫は、交代でゲージの外に出ることができていたが、基本は広くはないゲージに2匹とかで詰め込まれて暮らしていた。
仮に引き取った猫が14歳だとしたら、残された時間があとどのくらいあるのかはわからないけど、あと数か月でも半年でも、不自由なく伸び伸びとして欲しい。
そんなお手伝いをすることができたらなぁと、漠然と思っている。
猫を7匹看取って来た経験と、最大で14匹を同時にお世話していた経験はここで使うっものではないかと思う。
2019/12/23 ブログ管理人:はな