昨日、プルの歯石取り処置(全身麻酔にて行う為)前の検査に行ってきました。
判定:処置可
■血液検査の結果
初期の腎不全
その他は甲状腺も含めて問題なしです。
初期の腎不全に対するこれから追っていくであろう数値を取り出しました。
基準値内ですが、全体的にじわじわと上昇しているのがわかります。
リンについては低い分には気にしなくて良いとのことなので、基準値以下ですが問題にはなっていません。
■IDEXX SDMA (外注検査)
早期の腎疾患の発見が可能な検査。従来の検査が腎機能の約75%が失われてから数値が上昇して気がつくのに対し、この検査では約40%の時点で数値が上昇して気がつくので早期発見が出来ます。
■今はじめること。
腎臓ケアの療法食への切り替え。
サンプルをいくつかもらいました。
■先生のお話
高齢化に伴い、腎機能の数値がじわじわと上昇しているので初期の腎不全(ステージ1程度)であるのは間違いがないが、今から療法食に切り替えて定期的に数値を追って行けば上手く共存できる。ステージが進んでも今は良い薬も開発されているので打つ手はわりとある。今回、全身麻酔で行う歯石取りも腎臓へのダメージは無いので大丈夫。
打つ手があるというのは、壊れた腎臓をもとに戻すことが出来るわけではなく、残された部分を上手に使いながら生きていくようにコントロールが出来る方法があるということです。
■飼い主の気持ち
聞いたときは複雑でした。この言葉を聞く時がまた来たのか、、、と。
理由は、2005年に慢性腎不全で黒猫さんを看取りましたので、腎不全の治療や予後というのは自分の中では情報が16年前のままアップデートがされていなかった為。
先生の「この数値は慌てなくて大丈夫です」「早期に見つかったので」という落ち着いた対応と説明で、あの時とはもう違うのだと徐々に理解はし始めているという段階です。
■参考に検査の値段
血球+生化学15項目+SDMA+甲状腺で税込み10780円。
見た目は若く見えてもやはり中身はおばあちゃんになっているのですね。
療法食選びは大変なので、次回またサンプルを色々と何日か分ずつ用意してくれるそうです。じっくりと食の好みを見極めてからお財布開いた方がいいと言っていました。
ちょうどヨドバシさんから新しいブラシが届きました。
私が応援していたスコのなふなふちゃんも腎臓関係で苦労もありましたが、飼い主さんの愛情で上手にコントロールしながら共存していました。
現在、ブログ更新はお休みしているようです。
ひぴさんとくりくりさんが愛情を注いだいっちゃんの王国記もよく読んでいました。
現在、サイトの更新自体が止まっています。