クンクン。
目線の先にはまぐろの煮付け。
ホットクックが作りました。
片足上げてもう一歩マグロに近づこうかどうしようか考え中。
額の「M」がビシッとして真剣なお顔。
目の前にマグロに煮付けがある。
そして飼い主もいる。
「くれそうな気配は・・・ない。」
ぷーちゃん、たった今ちゅーるのまぐろを食べたばかりじゃないの。
「いったん寝よ。」
昔、猫の事をよく知らずに拾って飼い始めた頃、人間用のおかかなんてあげてしまった。
それが直接の原因ではないのかもしれないけれど、その猫は慢性腎不全で7~8歳という若さで旅立ってしまった。
少なからず腎臓に負担をかけてしまったことは間違いがなく、いつも人間の食べ物を欲しがる猫を見ると思い出して気持ちのどこかがチクチクする。
過ぎたことを言っても書いても仕方がないとわかってはいるのだけれど、自分のしたことを忘れてはいけないのだとは思う。