今回の記事は画像を載せています。
夫とハナ(猫の)いい写真もあります。
この病気の経過の一例として見てもらえたら嬉しいです。
扁平上皮癌の猫を看取った経験があり、以前一度記事にしました。
書いた当初は内容が重かったのか?はてなブログ生活2か月の中でもっとも不人気記事でした。
書いてずいぶんと経つのですが、今では安定して検索流入トップにいます。
それだけ長いあいだ読んでもらえている記事なのであれば、画像を出してみた方が調べている人の役には立つかもしれない。
そんな思いから、時系列で自壊の様子を載せます。
当時使っていたガラケーから発掘したので解像度の悪さはすみません。
かえってその方が気持ち的に見やすいかもしれません。
前置きが長くなりました。
2011/4/11
まだ何の問題も感じられなかったハナ♀
2011/8/1
右側のほっぺに爪楊枝で刺した程度の穴が開き、膿の臭いを放つ。
(見やすくするために少し毛をカットしています)
これが自壊のはじまり。
痩せたように見えました。
当初の診断は歯周病。
この診断は間違っていたので穴は広がるばかり。
2011/8/12
この時、横8mm程度の穴。
穴が開いていて臭いですが食欲はアリ。
片方の鼻から常に青っ鼻を出していました。
2011/8/20頃
さらに自壊が進み、やっと「扁平上皮癌」の言葉が獣医さんから出ました。
2011/8/27
2011/8/28
こんなでも食欲はあり、よくキッチンに出かけて何かを催促していました。
裂きイカは本来はあげてはいけません。
エリザベスをしていたので口もとにスープを出前していました。
2011/8/29
2011/8/30
エリザベスをしながらも器用に患部を上にして寝ている。
2011/9/4
まだスープを飲んでいました。
2011/9/5
旅立つ1日前。
1日経っただけで、もう裂きイカもあまり食べなくなっていましたが、それでもいつもの冷蔵庫の前へと向かう。
体力もなく、這うように歩いて休み休み進む状態。
1日で状態がガラッと変わるのはこの病気の進行の早さを感じます。
たどり付いたキッチンで。
食べる元気はない。
我が家は強制給餌はしないと決めていたのでやっていません。
旅立ちの日。
胸には大好きなまたたび粉、最後まで食べて生き延びていた裂きイカ等。
敷物は夫のインナーTシャツ。
火葬して頂くときにさすがに自壊した顔を人様に見せるわけにはいかず、包帯を巻いた。
この写真は猫仲間たちが泣き笑いしてくれました。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
ハナも喜んでいます。
最初に小さな穴が開いてから約1か月・扁平上皮癌と言われてからは2週間なのですが、あれよあれよという間に駆け足で旅立ってしまいました。
「一例として見てください。」とか書いておきながら、下書きしながらメソメソしてしまいました。
怖くて臭かったけれど、それでも私には可愛くて大好きで止められるものなら止めたかったなぁ。
~おまけ~
当時のチビプル。